「大は小を兼ねる」
長らくそう思って色々な物を選んできました。
家電の掃除機もその一つです。我が家で使っているのはサイクロン掃除機で三菱電機の風神(TC-ZK20S 2010年製)です。
スペックヲタ、ギミックヲタを満足させる仕様、厨二っぽいネーミングも完璧です。
吸込仕事率250W 本体重量4.9kg 総重量6.5kgの堂々たる掃除機。
同居人がトイレの後に粗相をしても、毛を撒き散らしても何のその。バリバリ、ガンガン吸い取ってくれる頼もしいヤツです。
(我が家の同居人です)
しかし年月がたてば考え方も変わるものですね。
風神は1階の階段下にあり、同居人のトイレは2階のリビングです。
ここ1~2年は粗相をする度に総重量6.5kgを持って登り降りするのが億劫になりました。金をかけてもこの面倒臭さを解消したいと思うようになったのです。
どんな掃除機を選ぶか?
近年、ハンディタイプの掃除機は製品開発が活発で様々な製品が発売されています。今回は同居人の粗相と毛の始末をいかに楽に対処できるかが目的でしたので「軽さ・コスパ・色気はどうでもいい」の3点に絞って製品を選びました。
最終候補に残ったのはこの2つ。
マキタのバッテリー交換可能な充電式クリーナーです。
マキタ 充電式クリーナ 14.4V 本体のみ(バッテリ・充電器別売) CL141FDZW カプセル式クリーナ
- 出版社/メーカー: マキタ
- メディア: Tools & Hardware
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どちらもゴミを溜めるのはカプセル式で紙パックを使用しません。
違いは
CL106FDZW・・・吸込仕事率19W 本体重量0.98kg (バッテリー電圧10.8V)
CL141FDZW・・・吸込仕事率29W 本体重量1.30kg (バッテリー電圧14.4V)
となっています。風神と比較すると、重さは僅か1/4程度、ただし吸引仕事率は1/10程度です。Amazonのレビューでは物足りなさもあるが実用上問題ないとのコメントが多かったので、風神との吸引仕事率の差は気にしないことにしました。
どっちを選ぶ・そして買い方は?
実はマキタの掃除機のバッテリーは電動工具にも使えます。(というか電動工具がメインです)電圧が18V、14.4V、10.8V、7.2V等があり、順に18V、14.4Vがプロ仕様、10.8Vはハイアマ・DIY、7.2Vはホビー用といった感じのようです。また、バッテリー毎に工具の種類も異なっています。
バッテリー毎の分類はこんな感じです。
18Vバッテリー(スライド式)・・・工具165種、プロ仕様
14.4Vバッテリー(スライド式)・・工具113種、プロ仕様 ※CL141FDZW
10.8Vバッテリー(スライド式)・・工具57種、ハイアマ・DIY仕様 ※CL106FDZW
10.8Vバッテリー(差し込み式)・・工具27種、ハイアマ・DIY仕様
7.2Vバッテリー(差し込み式)・・・工具13種、ホビー用
掃除機で電動工具のバッテリーの物を買うなら、前から欲しかった「インパクトドライバー」もバッテリーを兼用して使えるのでインパクトドライバーも併せて購入することにしました。候補は次の2機種です。
以前の私なら迷わず14.4Vの製品を選ぶのですが、プロのように工具を沢山買ったり使いこんだりすることも無いでしょうし、「軽さ、コスパ」を優先して10.8Vバッテリーの掃除機CL106FDZW(本体のみ)とインパクトドライバーTD111DSMX(バッテリー2個、充電器付)に決めました。(続く)